オスカー候補目白押し!ニューヨーク映画祭のラインナップ発表
今年で第53回を迎えるニューヨーク映画祭のラインナップが発表された。同映画祭を主催するフィルム・ソサエティ・リンカーン・センターの公式サイトで明らかになった。
同映画祭は現地時間9月25日~10月11日まで開催される予定。すでに、オープニングナイト作品にロバート・ゼメキス監督の『ザ・ウォーク』、センターピース作品にマイケル・ファスベンダー主演の『スティーブ・ジョブズ(原題) / Steve Jobs』、クロージングナイト作品にドン・チードル主演・監督の『マイルス・アヘッド(原題) / Miles Ahead』が決定している。
そして今回新たに、スティーヴン・スピルバーグ監督の『ブリッジ・オブ・スパイ』、トッド・ヘインズ監督の『キャロル(原題) / Carol』、ジョン・クローリー監督の『ブルックリン(原題) / Brooklyn』、マイケル・アルメレイダ監督の『エクスペリメンター(原題) / Experimenter』、マイケル・ムーア監督の『ホエア・トゥ・インヴェイド・ネクスト(原題)/ Where to Invade Next』、フィリップ・ガレル監督の『イン・ザ・シャドウ・オブ・ウィメン(英題) / In the Shadow of Women』が選考され、日本からは黒沢清監督の『岸辺の旅』が出品される。
同映画祭に選考された作品群は、翌年のアカデミー賞にノミネートされる作品や俳優が多く、今年も楽しみな映画祭になりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)