リーアム・ニーソン、マッカーサー元帥役で朝鮮戦争アクション映画に出演
リーアム・ニーソンが、米陸軍元帥ダグラス・マッカーサー役で、朝鮮戦争を描く新作アクション映画『オペレーション・クロマイト(原題) / Operation Chromite』に出演すると The Hollywood Reporter など複数のメディアが報じている。
トミー・リー・ジョーンズがマッカーサー元帥を演じた、映画『終戦のエンペラー』動画
オペレーション・クロマイト(クロマイト作戦)は、仁川上陸作戦と呼ばれるマッカーサー元帥が立案した作戦であり、朝鮮戦争中の1950年9月15日に国連軍が大韓民国の仁川へ上陸し、朝鮮民主主義人民共和国からソウルを奪還して戦況を一変させた一連の戦闘を指す。朝鮮戦争は1950年6月25日に勃発し、1953年7月27日に休戦に至った。同作戦は、朝鮮戦争が始まってから程なくしてマッカーサー元帥が決行した作戦である。
メガホンを取るのは、映画『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督。本作は韓国軍の部隊員8人に焦点を合わせて描かれるが、リーアム以外の主要キャストはまだ決まっていないという。公開は、朝鮮戦争開戦日(1950年6月25日)に合わせて2016年6月25日を予定しているとのことだ。
リーアムは、マーティン・スコセッシ監督の新作(故・遠藤周作さんの小説「沈黙」を映画化した映画『サイレンス(原題) / Silence』)の撮影を終えたところであり、木のモンスター役で出演しているファンタジー映画『ア・モンスター・コール(原題) /A Monster Calls』の全米公開日も2016年10月14日に決定している。また、リーアムの息子のマイケル・ニーソンが、リーアムが出世作で演じた人物、マイケル・コリンズ役で『ザ・ライジング(原題) / The Rising』に出演することも話題となっている。(編集部・高橋典子)