山田悠介の復讐ホラー「復讐したい」映画化決定!
現在公開中の映画『リアル鬼ごっこ』などの原作者として知られる作家・山田悠介の小説「復讐したい」(幻冬舎)が映画化されることが明らかになった。
同作の舞台は、家族を殺された遺族が、その犯人を殺すことができる「復讐法」が制定された2020年の日本。法律が唯一適用される太平洋上の孤島で、最愛の妻を殺された主人公が、100時間の制限時間の中で、最も残虐な方法で犯人を殺そうと追い詰める姿を描いた復讐(ふくしゅう)ホラーとなっている。
ハードな描写と息のつく暇もないストーリー展開が人気を博し、現在までの累計発行部数は、単行本で8万7,000部、文庫本で15万部を突破。『×ゲーム(バツゲーム)』『スイッチを押すとき』『ライヴ』など映画化作品も多い山田の著作とあって、同作にも映像化のオファーが数多く寄せられていたという。
現在はキャストの選定や脚本作り、ロケーションハンティングなどが進められており、今秋にクランクイン予定。2016年春の劇場公開を目指す。出演者を含む詳細は10月半ばに発表される予定で、原作者の山田も「このタイトルは、思い切ってつけました。思い入れのある作品なのでどんな映画になるのか楽しみです。出演者について、僕もまだ知らないので、発表が待ち遠しいです」と期待を掛けている。(編集部・入倉功一)
映画『復讐したい』は2016年春、全国公開