『アナと雪の女王』続編、エルサの陽気な姿が見どころ?監督が語る
今年3月に製作が発表された『アナと雪の女王』の続編では、触れたものを凍らせてしまう魔法の力を持つ姉エルサの陽気な面が描かれるという。前作に引き続きメガホンを取るクリス・バック監督がアメリカの映画チケット販売サイトFandangoのインタビューで語った。
【動画】新キャラも!短編『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』
『アナと雪の女王』は、アンデルセンの童話「雪の女王」をモチーフにしたディズニーの3Dファンタジーアニメ。王家の姉妹を主人公に据え、姉エルサは過去に魔法の力で妹アナを危険にさらしてしまったことで自分を責めるようになり、その力を封印し部屋に閉じこもりがちであった。そんな中、あることをきっかけにエルサは真夏の王国を冬の世界に変えてしまい、アナが姉と王国を救うべく雪山の奥深くへと旅に出るというストーリー。
姉妹の絆を描いた同作は世界で社会現象を巻き起こした。そんな人気ぶりを受けて、今年3月にサンフランシスコで行われたディズニーの年次株主総会で、続編の製作が正式に発表。『アナと雪の女王』のバックとジェニファー・リーのコンビが監督を続投すると報じられていた。そして日本では4月に、短編『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』がディズニーの実写映画『シンデレラ』と同時上映された。
第1作と短編も手掛けてきたバック監督は、「『アナと雪の女王』では、エルサはとてもドラマチックな変化を経験したね。物語の結末になってようやく彼女は人々に心を開くことができて、再び楽しみを見いだすことができるようになった。その後に発表された短編でとても良かったことは、エルサの明るい面を生かして作品作りができたことだ。その明るい性格のエルサを、次の新作でも目にすることになると思う」と明かした。
また、MTVのインタビューでは「アナとエルサはとても力強いヒロインだ。僕らは彼女たちに次回作でもそうあってほしいと思っている。そして、子供から大人までの男女が関わっている問題をテーマに取り組むつもりだ」と続編への意気込みを語るバック監督。続編でも活躍するアナとエルサの姿が期待できそうだ。なお、公開時期は明らかになっていない。(編集部・石神恵美子)