「マスターズ・オブ・セックス」など新シーズン決定　「ウェブセラピー」はキャンセル

　テレビドラマ「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」と「マスターズ・オブ・セックス」の新シーズンが決定したとDeadlineなどが報じた。

　米ケーブル局Showtimeの社長デヴィッド・ネヴィンズは、「『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』と『マスターズ・オブ・セックス』はShowtimeの看板シリーズで、共にShowtimeの質を象徴する番組です」とテレビ批評家協会のプレスツアーでコメントし、ほかのプレミアムケーブル局では観ることのできない品質のドラマだと語った。

　「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」はハリウッドの裏を仕切るトラブル解決屋（フィクサー）レイ・ドノヴァンの仕事と家族関係を描いたストーリー。レイを『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』『ソルト』のリーヴ・シュレイバーが演じ、その父親ミッキーをアンジェリーナ・ジョリーの父でもあるジョン・ヴォイトが演じている。「マスターズ・オブ・セックス」は人間の性に関する研究をした実在の性科学者ウィリアム・マスターズ博士とバージニア・ジョンソン女史を主人公にしたドラマだ。両ドラマとも第4シーズンが製作されることになる。

　一方、「フレンズ」のフィービー役で知られるリサ・クドロー主演のShowtimeのドラマ「ウェブセラピー」は第4シーズンで打ち切りが決まったとのこと。会見で、同ドラマについて聞かれたネヴィンズ氏は、「いや、あれは終わりました」とだけ言ったと The Hollywood Reporter は報じている。同作は、リサふんするセラピストのフィオナ・ウォレスが1時間近く人の悩みを聞くことに疲れ、3分のビデオチャットでセラピーを行うことにするというストーリーだ。（澤田理沙）