肛門と口を接合する『ムカデ人間』に出演して彼女ができた!俳優が喜びの報告
人間の肛門と口を接合するという不謹慎な内容が賛否両論の渦を巻き起こしている『ムカデ人間3』公開記念イベントが15日に阿佐ヶ谷ロフトAで行われ、『ムカデ人間2』に主演し、『ムカデ人間3』にも別の役で出演している俳優のローレンス・R・ハーヴィーがスカイプで登場。同シリーズ出演後に「ガールフレンドができたんだ!」とうれしそうに報告した。『ムカデ人間』先頭役の俳優・北村昭博もアメリカから駆け付けた。
この日のムカデイベントの第1部には、8月4日にAKB48を卒業したばかりの川栄李奈と、高橋朱里(AKB48)という、まさかのアイドル降臨に会場は大盛り上がりとなったが、彼女たちが帰った第2部からは高橋ヨシキ(デザイナー/ライター)、ジャンクハンター吉田(映画コラムニスト)、叶井俊太郎(トランスフォーマー)、Raychell、岩田和明(映画秘宝編集長)らが合流。過激なトークで会場のムカデファンたちを狂喜乱舞させた。
そんな熱狂的な雰囲気の中、ローレンスのスカイプインタビューを敢行。スクリーンに彼の顔が映し出されると会場は大歓声に沸いた。「『ムカデ人間』に出て、人生は変わった?」との質問には、「昔、子ども番組に出ていたときは時々声を掛けられていたけど、『ムカデ人間』に出てからは毎日声を掛けられるようになった」と返答。さらに「それからガールフレンドもできたんだ」という報告に、祝福の拍手が贈られた。
好きな日本映画は衣笠貞之助の『狂った一頁』(1923)というローレンスは、「『子連れ狼』も好きなので、もし日本映画に出るならチャンバラをやりたい。それから外国人のオタク役もいいね」とちゃめっ気たっぷりに語った。
インタビュー終了後、高橋は「ローレンスの彼女とはFacebookでつながっているんだけど、めちゃくちゃ美人で。しかも仲がいい。こんなかっこいい男はいないとか、大好きとか書いてあって。希望がある。でもローレンスはチャーミングだから当たりまえ」と解説。そこにローレンスからメッセージが届き、高橋が「今日はファンのみんなの顔が見られて楽しかった。ところでAKBはまだいるの? それとも帰った?」と読み上げると、会場は大爆笑。さらに「女の子がカワイイと言っていたよ」と教えると、「ははは(髪をかきあげながら)」と返答があったと報告した。チャーミングなローレンスに、会場のムカデファンたちの気持ちは一つにつながった。(取材・文:壬生智裕)
映画『ムカデ人間3』は8月22日より新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開