「快傑ゾロ」が『マッドマックス』に?新作映画が世紀末ものに大幅改変!
アントニオ・バンデラス主演の『マスク・オブ・ゾロ』など、これまでにも映画化されてきた小説「快傑ゾロ」シリーズを原作にした新作映画『ゾロ・リボーン(原題) / Zorro Reborn』が世紀末ものとして製作されていると The Hollywood Repoter が報じた。もともと「快傑ゾロ」は19世紀のカルフォルニアを舞台にした作品だが、『ゾロ・リボーン(原題)』は近未来を舞台にしているという。
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同作は、20世紀フォックスで企画されていたものの、一度頓挫。しかしその後も同企画を温め続けてきた、『フリーダ』などのプロデューサー、マーク・アミンによって再度映画化の話が浮上したという。マークは今回製作総指揮を担当しており、「浮き沈みのあった15年でしたが、いくら月日がたとうともわたしの情熱が薄れることはありませんでした」とコメントしている。本作は、マークがCEOを務める製作会社 Sobini Films と製作会社 Lantica Media によって製作されている。2016年3月よりドミニカ共和国にあるパインウッド・ドミニカン・リパブリック・スタジオで撮影を開始するとのこと。
いきなり世紀末ものに変更した経緯については説明されてはいないが、Colliderは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』がヒットしたことが背景にあるのではないかと分析している。(編集部・井本早紀)