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新婚のなでしこ澤、現在は別居生活「現役のうちは同居は難しい」

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新婚生活を明かしたサッカー女子日本代表・澤穂希選手
新婚生活を明かしたサッカー女子日本代表・澤穂希選手

 8月11日に結婚を発表したサッカー女子日本代表、なでしこジャパンの澤穂希選手が23日、都内で行われた映画『わたしに会うまでの1600キロ』のトークイベントに出席した。澤は新婚生活について「今は別々に暮らしているので新婚という感じはあまりないです。現役のうちは同居は難しいです。(生活も)今までと変わらない。結婚して役所関係で苗字が変わったくらい。結婚したから引退するというわけでもないし、結婚してもサッカーは続けていく。そういう選手がわたし以外にも増えてくれたら」とはにかむと、お相手である元Jリーガーの辻上裕章さんについて、「本当に常に自分のことのように守ってくれるし、アドバイスもくれる。そうして支えてもらっている部分、彼の支えにもならないといけないなと思います」とコメントした。

結婚のなでしこ澤、現在は別居生活「現役のうちは同居は難しい」 画像ギャラリー

 本作は人気女優のリース・ウィザースプーンが、1,600キロの距離を3か月かけて一人で歩き通した女性を演じたヒューマンドラマ。登壇すると澤は「人生いろんな困難があるなかで、彼女が大自然と向き合い、人生何度もリセットができる、そういう映画です。自分と重ねながら観ていました。わたし自身の人生もたくさんの困難があったので、その中で夢や目標を持ったら最後までやりきる部分がすごく共感できます」としみじみ。

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 トークでは映画と自身を重ねながら、「母親からは『チャンスの波に乗りなさい』というのをいつも言われました。だから今でもチャンスがあれば前向きに取り組むという姿勢でやっています。(自分に子供ができたときは)子供に可能性があるのであれば自分がだめということはない。やりたいことは思いっきりのびのびやらせてあげたい」と母の顔も覗かせ、迎える東京オリンピックについても「自国開催は人生に一回もないかもしれない。現役でなくても東京オリンピックに関わっていきたい」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『わたしに会うまでの1600キロ』は8月28日よりTOHOシネマズシャンテほかにて全国公開

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