乳がんを告白した「ビバヒル」「チャームド」のシャナン・ドハティ
テレビドラマ「ビバリーヒルズ高校白書」「チャームド~魔女3姉妹」などで知られるシャナン・ドハティが乳がんの治療中であることをPeopleに語った。
「ええ、わたしは乳がんで現在治療を受けています。これからも正しい食生活を続け、エクササイズもして、ポジティブ思考でいるようにがんばります。家族、友人、医師、そして何よりもずっと支え続けてくれたファンのみなさんのサポートに感謝しています」とシャナンはコメントしている。
シャナンの乳がんが明らかになったのは、彼女が元ビジネスマネージャー、タナー・メインステインを訴えた書類をTMZ.comが入手したことが発端だったという。それによるとタナーが保険料の支払いを怠ったため、健康保険が1年以上使えなくなり、その間、医師の診察を受けられなかったとのこと。
The Hollywood Reporter などによると、彼女は今年に入ってから映画俳優組合(SAG)の健康保険に再加入し、診察を受けたところがんが見つかったそうだ。訴状には、「保険があり、もっと早く診断がされていれば乳房切除出術と化学療法は避けられたかもしれない」と書かれているという。
乳がんが明らかになってからのシャナンは働くこともできず、高額な医療費を支払うことになったとしてタナーを訴えている。シャナンの夫も彼女が住宅ローンを支払うのを忘れ、家が差し押さえられた、クレジットカードの支払いを怠り、信用格付けを下げ、ローンを組みにくくしたとして別の訴訟を起こしているという。
訴えられたタナーは、「ドハティさんの乳がんを知り、心から悲しんでいます。回復を祈っています」とコメントを出しながらも、自分がシャナンを健康保険を使えない状態にした、何らかの形でがんになったことに加担したとの訴えは間違えであると言っており、法廷で闘うとしている。(澤田理沙)