『羊たちの沈黙』女の皮膚を剥ぐ連続殺人鬼の家が販売される
映画『羊たちの沈黙』(1990)で、連続殺人鬼バッファロー・ビル(テッド・レヴィン)が人間の皮で服を作るために女性たちを監禁していた家が、30万ドル(約3,600万円)で売りに出されたとTribune-Reviewなどが報じた。(1ドル120円計算)
米ペンシルベニア州ピッツバーグにある家は1910年に建てられたもので、ベッドルームが4部屋あるとのこと。敷地面積は約2,164坪でプールもある。玄関ホールとダイニングルームが撮影に使われたという。気味の悪い地下室はこの家のものではなく、撮影所に組まれたセットを使ったらしい。
1976年にこの家を買い、ここで結婚式を挙げたスコット&バーバラ・ロイド夫妻は、撮影が行われている期間も2階で暮らしていたという。「撮影班は、玄関から真っすぐ中に入っていける家を探していたんです。バッファロー・ビルが、(主人公でFBIのクラリスを演じる)ジョディ・フォスターを玄関からキッチン、そして地下室へと誘い込むクモの巣のような感覚にしたかったんですって」とバーバラさんはコメントしている。(澤田理沙)