パルムドール受賞のジャック・オーディアール監督、初の英語作品に挑戦!
今年のカンヌ国際映画祭で映画『ディーパン(原題) / Dheepan』でパルムドールの栄冠に輝いたたジャック・オーディアール監督が、初めて英語作品を手掛けることがフランスのラジオ番組RTLによって明らかになった。
同作は、カナダの作家パトリック・デウィット原作の「シスターズ・ブラザーズ」を映画化する予定のウェスタン作品で、そのストーリーは、ゴールドラッシュのカリフォルニアを舞台に、すご腕の殺し屋チャーリー&イーライ・シスターズ兄弟が、提督から依頼を受け、ある山師を殺すためにサンフランシスコに旅立つというもの。原作はブッカー賞候補にもなった。『おとなのけんか』『シュガー・ラッシュ』のジョン・C・ライリーの出演が決定している。
オーディアール監督は、2009年の映画『預言者』でカンヌ国際映画祭のグランプリを受賞し、『ディーパン(原題)』ではパルムドールを獲得している。英語作品でどのような手腕を見せてくれるのか楽しみだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)