ディズニー、英人気児童文学をついに映画化!実写版『シンデレラ』監督がメガホン
米ウォルト・ディズニー・ピクチャーズとワインスタイン・カンパニーが製作を発表していたイギリスの児童文学小説シリーズ「アルテミス・ファウル」の映画化作品で、実写版『シンデレラ』のケネス・ブラナーが監督に決定したと The Tracking Board が報じた。
イギリス人作家オーエン・コルファーによって執筆された原作シリーズは、伝説的な犯罪一家に育った12歳の天才少年アルテミス・ファウルが、テクノロジーを駆使する危険な妖精たちから黄金を手に入れようともくろんだことで繰り広げられる戦いを描くSFファンタジー。
大ヒットとなったイギリス児童文学「ハリー・ポッター」シリーズと、ブルース・ウィリス主演の映画『ダイ・ハード』シリーズが組み合わさったような作風だとも評される本作は人気を博し、グラフィックノベル化もされている。
映画化の話もたびたび出ていたものの、同作の映画化権利が製作会社の間で行き来するなど、頓挫していた。2013年にディズニーとワインスタイン・カンパニーによって同原作が映画化されると報じられた際に、製作総指揮を務めると伝えられていた俳優ロバート・デ・ニーロと『アバウト・ア・ボーイ』のジェーン・ローゼンタールは引き続き、同役職を担当すると同サイトは伝えている。実写版『シンデレラ』で成功を収めたばかりのブラナーが監督に決定したことで、ようやく実現に向けて大きく動き出したようだ。キャストや公開時期などは明らかになっていない。(編集部・石神恵美子)