広末涼子が余命わずかな母親に!実話を基にした『はなちゃんのみそ汁』親子ビジュアル公開
テレビドラマ化され、教科書にも採用された実話エッセイを広末涼子主演で映画化した『はなちゃんのみそ汁』のポスタービジュアルが公開され、広末演じる余命わずかな母親・知恵が、愛する5歳の娘・はなちゃんの今後を思い、「ちゃんと作ってちゃんと食べる」というメッセージを伝える一場面が披露された。
原作はガンに侵され33歳の若さでこの世を去った千恵さんとその家族による同名エッセイ。今作では、病魔と闘いながらも結婚、出産を経験し、残り少ない命を覚悟した母親がみそ汁などの料理や家事を通じて娘に生きることの大切さを伝える、かけがえのない日々があたたかく描かれている。
公開されたポスタービジュアルでは広末演じる千恵が台所で娘のはな(赤松えみな)の手を取り優しく見つめる姿が起用され、ストーリーの軸となる母から娘へと伝えられるメッセージを象徴している。また、バンダナを頭に巻いた広末と、その膝の上にのる赤松、妻を明るくひたむきに支える夫役の滝藤賢一の“家族”の姿も公開。みそ汁、ごはん、たまご焼きといった家庭料理もちりばめられ、家族のぬくもりを感じさせるビジュアルとなっている。
メガホンを取ったのは、第87回キネマ旬報ベスト・テンで日本映画第1位に輝いた『ペコロスの母に会いに行く』(2013)で脚本を務めた阿久根知昭。今作で脚本と併せて初監督に挑む。
また、12日よりオリジナル万能手ぬぐい付き前売り券が取り扱い劇場にて数量限定で発売される。(編集部・小山美咲)
映画『はなちゃんのみそ汁』は12月19日よりテアトル新宿、福岡先行公開、2016年1月9日より全国拡大公開