宮野真守、本物のロードバイクを購入する気満々も…値段を聞いて…!
ロードレースに青春を懸ける高校生たちの戦いを描いた人気アニメーション映画『劇場版 弱虫ペダル』の公開記念舞台あいさつが6日、都内で行われ、宮野真守、代永翼、前野智昭、吉野裕行、柿原徹也、日野聡、阿部敦、田尻浩章ら声優陣が出席した。
自転車ロードレースに青春をささげる高校生たちの戦いと友情を描いた本作。声優陣は本作をきっかけに、それぞれプライベートでもロードバイクを購入するなど、自転車の魅力に取り付かれているというが、劇場版よりキャスト入りした宮野だけがまだ他のキャストほど自転車に興味を持っていないといい、この日は他の声優陣が改めて自転車の魅力を宮野にプレゼン。壇上には宮野の演じる熊本台一高校・吉本進の乗っていたロードバイクの同モデルCERVELO(サーベロ)も登場し、本物のロードバイクと初対面だったという宮野はそのサーベロを前に「かっこいい~」と惚れ惚れした表情。
代永は「とにかく健康になります」とロードバイクの魅力を宮野に力説したが、宮野はそんな代永を横目にサーベロにまたがって「バキューン!」とすっかり子供のようにご機嫌。「タイヤほっそ~。これで走れるんだ。欲しくなってきた。インターハイ見えてきた!」とニヤニヤ。当初は「2、30万ならいっちゃお~」と購入をにおわせる発言もして客席を沸かせたが、実際の値段が40万円と聞かされると、「買い……ますん」と買うとも買わないともとれる発言に切り替え態度を保留。共演者をずっこけさせた。
また、宮野はこの日も登壇するなり「熊本台一高校、吉本進たい! もっこす! もっこす!」と熊本弁で熊本人の頑固さや反骨的な性格を表した言葉「もっこす」を連呼、語呂をすっかり気に入ったようで、収録の思い出についても「(台本に一言だけあった『もっこす』を)心を込めて自分の最大の力を込めて叫びました。それが最大の思い出です」と笑顔で振り返っていた。(取材・文:名鹿祥史)
『劇場版 弱虫ペダル』は公開中