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もしセックス依存症の男女がプラトニックな恋愛を始めたら?

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レスリー・ヘッドランド監督、女優アリソン・ブリー、俳優ジェイソン・サダイキス(左より)
レスリー・ヘッドランド監督、女優アリソン・ブリー、俳優ジェイソン・サダイキス(左より)

 人気俳優ジェイソン・サダイキスが、新作『スリーピング・ウィズ・アザー・ピープル(原題) / Sleeping with Other People』について、女優アリソン・ブリーレスリー・ヘッドランド監督と共に語った。

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 本作は、大学時代に初体験をした男女ジェイク(ジェイソン)とレイニー(アリソン)が、10年ぶりにセックス依存者の会合で再会しデートするが、お互いさまざまな過去を持つ彼らはセックス抜きのプラトニックな関係を始めていくというもの。映画『バチェロレッテ -あの子が結婚するなんて!』のヘッドランドがメガホンを取った。

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 今作のコンセプトについて、レスリーは「愛に対して少し辛辣(しんらつ)な価値観を持つわたしのような女性たちを、現代のロマンスとして描きたかった。実際にわたしは、数人の男性との同時交際がバレて、別れた人たちが2、3人も居て、こんな関係やデートに嫌気が差していたの。そんな時期にジェイソンに会って、彼と仕事がしたいと思った。さらにわたしは、(アリソン出演の)テレビドラマ『コミ・カレ!!』が好きで、彼らと共に、恋愛が好きでなく、愛も信じられなくて、デートする気さえも起きない人たちに、観てもらえる映画を作りたいと思ったの」と明かした。

 ニューヨークでの撮影について、レスリーは「今作にはニューヨーカーのなじみの場所が映っているの。個人的にニューヨークが舞台のクラシック映画やウディ・アレン作品が好きだった。今作ではあらゆる様相のニューヨークが見られるわ。ただ、独立系映画は予算的にニューヨークでの撮影は難しいけれど、ウェストサイド、チャイナタウン、ダウンタウンのスカイライン(空を背景にした建物の輪郭)などを映し、さらにフェリーに乗っているシーンもあるわ」と答えると、アリソンは「あのシーンはフェリーの音がうるさくて、せりふや音響を後でレコーディングしたの」と明かした。

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 脚本について、ジェイソンは「僕が撮影前に読んだ初稿でさえ、後にカットはされたけど、使われた脚本と同じくらい面白い内容が記されていた。レスリーは、僕のためにこの役柄を書いてくれて、とても光栄に思った。彼女の脚本はスマートで、これまでのさまざまなロマンチック映画やそのキャラクターたちに敬意を表しているんだ」と語った。

 映画は、複数の異性と付き合ってきた二人が、真の恋愛に対して臆病になってさまざまな壁を作っていたが、それが徐々に壊れていくさまが面白い。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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