トム・クルーズ、ダグ・ライマン監督の再々タッグ舞台は月へ
トム・クルーズが『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)でタッグを組んだダグ・ライマン監督の新作SF作品『ルナ・パーク(原題) / Luna Park』に主演することをVarietyが報じた。
トムが主演する『ルナ・パーク(原題)』は、エネルギー資源を盗むために月へ旅立つ労働者の一行の物語で、2011年にパラマウントのゴーサインを受けて、ライマン監督の下でクリス・エヴァンス、アンドリュー・ガーフィールドらのキャストでプロジェクトが進行していたが、共同出資のスカイダンスが資金面で難色を示したために打ち切りとなっていた。
ライマンが監督を務めた『オール・ユー・ニード・イズ・キル』に主演したトムは、実在の麻薬密輸業者役で主演している同監督作『メナ(原題) / Mena』(2017年1月6日全米公開)でもタッグを組んでいることもあって二人の関係は非常にうまくいっているようだ。トムのスター性のおかげでプロジェクトが息を吹き返したものの、彼は現在『アウトロー』(2012)の続編と『ミッション:インポッシブル』シリーズの7作目の撮影が決まっており、本作の撮影がいつ始まるかはまだわかっていない。(編集部・那須本康)