『バイオハザード』新作の撮影現場で事故 スタント女性が昏睡状態
映画『バイオハザード』シリーズ最新作の現場で事故が発生し、スタントを務める女性が昏睡(こんすい)状態に陥っていると Mirror Online などが報じた。
事故に遭ったのは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などにもスタントとして参加したオリヴィア・ジャクソン。関係者が同サイトに語ったところでは、オリヴィアは、南アフリカのヨハネスブルクで撮影が行われている『バイオハザードVI:ザ・ファイナル・チャプター(仮題)』(2017年1月全世界公開)の撮影中にバイクを運転していたところ、故障のため動かなくなった、カメラを持ち上げる機材の金属製アームに激突したという。
ヘルメットやプロテクターなどはほとんど身に着けておらず、頭部外傷と気胸のため、先週の土曜日から昏睡(こんすい)状態に置かれているというオリヴィア。彼女の夫で同じくスタントマンのデヴィッド・グラントは、自身のFacebookに「彼女は懸命に戦っているし、オリヴィアの治療にあたっている人々も素晴らしい仕事をしてくれている。世界中から寄せられている励ましの声を、毎日彼女の耳元でささやいているよ。ありがとう!」と励ましへの感謝をつづっている。
同作は、日本発の人気ホラーゲームを題材に2002年から展開されてきた、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の大ヒットアクションシリーズ最終章。2017年1月の全米公開を予定している。同シリーズでは、前作『バイオハザードV:リトリビューション』の撮影中にも、劇中に登場するゾンビ役を務めていた16人の役者たちがセットから落下してケガを負う事故が起きている。(編集部・入倉功一)