内野聖陽、女子高生にビンタして馬乗り…『罪の余白』新映像
俳優の内野聖陽が主演を務める映画『罪の余白』の特別映像が公開され、女優の吉本実憂を平手打ちし馬乗り状態で押し倒すという衝撃的なシーンが披露された。
芦沢央の同名小説を映画化する本作は、高校のベランダから転落死した娘・加奈の死の真相を追う心理学者・安藤と、周囲の人の心を巧みに利用してスクールカーストの頂点に君臨する加奈のクラスメイト・咲の攻防を描くサスペンス。咲の策略にはまり、追い詰められていく安藤を内野、残忍な行動を繰り広げる悪魔のような女子高生・咲を吉本が演じている。
公開された映像は、死ぬ直前の加奈の様子を咲が安藤に向かって話すシーンを切り取ったもの。目に涙が少しずつたまっていく安藤に対して、咲は「親子そろってつまんねー」と吐き捨てる。その瞬間、安藤は感情を抑えきれずに咲の頬を激しくビンタ。そのまま咲を押し倒して、胸ぐらをつかみ、「お前が殺したんだろうが!」と叫ぶ緊迫感に満ちた場面だ。娘を死に追いやった女子高生の挑発を受け、狂気にのまれていく父親の姿が描写されている。
本作のメガホンを取ったのは、『スープ~生まれ変わりの物語~』などの大塚祐吉監督。咲を演じた吉本は、第13回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞しており、TBS系で放送中のドラマ「表参道高校合唱部!」にも、リーダー格で裏表のある女子生徒役で出演している。(編集部・高橋典子)
映画『罪の余白』は10月3日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国公開