レッドメインが女性に!世界で初めて性転換した男描く『デニッシュ・ガール』2016年日本公開
オスカー俳優のエディ・レッドメインが世界で初めて性転換手術を受けた一人とされている画家にふんした映画『デニッシュ・ガール(原題)』が、2016年に日本公開されることが決定した。
【写真】『デニッシュ・ガール(原題)』第72回ベネチア国際映画祭の会見、フォトコール、レッドカーペットの様子
本作は、デンマーク人画家アイナー・ウェゲナー(女性名リリー・エルベ)と、その妻グレタの半生を小説化した「世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語」を基にした作品。自分らしく生きるため、これまで誰も歩んだことのない道を模索するアイナーと、献身的な愛で彼を支えたグレタの姿を描いている。アイナーを『博士と彼女のセオリー』で第87回アカデミー賞主演男優賞を受賞したエディが、ゲルダを『アンナ・カレーニナ』などのスウェーデン出身の女優アリシア・ヴィキャンデルが演じている。
そのほかにもアンバー・ハード、ベン・ウィショーらが出演。監督は『英国王のスピーチ』で第83回アカデミー賞作品賞と監督賞を受賞したトム・フーパー。また同作は、現在イタリアで開催中の第72回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品されており、現地時間12日に行われる同映画祭授賞式での受賞も期待されている。(編集部・井本早紀)
映画『デニッシュ・ガール(原題)』は2016年に全国公開