平均年齢84歳のアイドルKBG84、人生初の映画宣伝隊長に就任
平均年齢84歳の“天国に一番近いアイドル”KBG84(小浜島ばあちゃん合唱団)が、映画『シャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった2人』の宣伝隊長に就任した。
本作は、シアトルの片田舎に住むおばあちゃん二人、92歳のシャーリーと86歳のヒンダが、経済成長について疑問を持ち、電動車いすに乗り経済の専門家を突撃する様子を追うドキュメンタリー。時にバカにされ、門前払いを食らい、脅されても「知りたい」という二人の情熱は止まらず、ついには世界経済の拠点、ニューヨーク・ウォール街に乗り込む。
“天国に一番近い島”と称される沖縄県八重山諸島の小浜島で暮らし、10月にシングル「Come on and Dance 小浜島」でメジャーデビューするKBG84。年齢に負けず夢に突き進むという共通点をきっかけに、日米ご長寿ヒロインによる夢のタッグが実現。人生初の宣伝隊長就任を記念し、9月14日には小浜島で就任式が執り行われ、今からやってみたいことについて聞かれると「夢はニューヨークデビュー」と意気込んだ。
KBG84のメンバーはおよそ40名。入団資格は、小浜島に住んでいること、女性であること、そして80歳以上であること。最高齢は97歳で、60~70代のメンバーは“研究生”と呼ばれている。10月17・18日には2回目のコンサートを東京・品川プリンスホテル クラブeXで行う。(編集部・中山雄一朗)
映画『シャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった2人』は9月19日より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開