懐かしのゲームキャラ大活躍!『ピクセル』が初登場ナンバーワン!
映画週末興行成績
興行通信社が14日に発表した土日2日間(12~13日)の全国映画動員ランキングでは、「パックマン」「ドンキーコング」「スペースインベーダー」など日本生まれのゲームキャラクターが多数登場する『ピクセル』が初登場でナンバーワンを獲得した。
ゲームキャラにふんして地球侵略を開始したエイリアンと人類の攻防を描く本作。10代後半から20代の男女を中心に、30~50代の往年のゲームファンや親子連れなど幅広い層に訴求し、620スクリーン公開で動員13万9,339人、興行収入2億1,578万2,700円を記録した。3D吹替版の動員が全体の36%と高稼働だったことも特筆される。
東野圭吾が1995年に発表した同名小説を、堤幸彦監督がメガホンを取り、江口洋介、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛ら豪華出演陣で映画化した『天空の蜂』が3位に初登場。312スクリーンで公開され、動員12万5,917人、興収1億6,141万4,600円を記録した。男女比は5対5。午前中は40代以上の夫婦や同性同士の中高年が目立ったものの、昼夜にかけて20~30代の女性やカップルなどの来場も増え、幅広い年齢層が劇場に訪れた。
その他、『キック・アス』のマシュー・ボーン監督によるスパイアクション『キングスマン』は6位に初登場。225スクリーン公開で動員8万3,562人、興収1億1,438万5,600円を記録した。客層の男女比は6対4。SNSでも口コミが広がっており、若者層を中心に訴求。平日、およびレイトショーも好調となっている。また、ドウェイン・ジョンソン主演のディザスタームービー『カリフォルニア・ダウン』が9位にランクイン。動員4万6,468人、興収6,316万9,500円を記録した。先週、首位デビューを果たした『アンフェア the end』は、先週末だけで動員13万6,093人、興収1億9,077万3,800円をあげ、僅差で2位となった。累計動員は60万2,825人、累計興収8億314万6,600人。
シルバーウィーク本番の今週末は、『アントマン』『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』『ハイキュー!! 勝者と敗者』『ヒロイン失格』『心が叫びたがってるんだ。』などが公開予定。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)
【2015年9月12~13日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(初)『ピクセル』:1週目
2(1)『アンフェア the end』:2週目
3(初)『天空の蜂』:1週目
4(2)『テッド2』:3週目
5(3)『ジュラシック・ワールド』:6週目
6(初)『キングスマン』:1週目
7(4)『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』:6週目
8(5)『ミニオンズ』:7週目
9(初)『カリフォルニア・ダウン』:1週目
10(6)『S-最後の警官-奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』:3週目