東出昌大はチャーミング！“兄貴分”桐谷健太がべた褒め

　俳優の東出昌大と桐谷健太が17日、都内で行われた映画『GONIN サーガ』のプレミア試写会に土屋アンナ、柄本佑、安藤政信、福島リラ、石井隆監督と共に出席。劇中、桐谷と幼なじみの親友同士を演じる東出は、プライベートで桐谷の名を呼ぶときに、今でも「さん」か「くん」どちらの敬称をつけるかで迷うことを明かすなど、ほっこりとするエピソードで会場を和ませた。

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　本作は1995年に公開されたバイオレンスアクション『GONIN』の続編。ある5人組が起こした暴力団からの現金強奪事件の19年後を舞台に、その事件に深い因縁を持つ者たちが新たな戦いを繰り広げるさまを描く。

　主要メンバーで親友でもあるキャラクターを演じた桐谷との距離感について、東出は「お芝居をするとき以前に現場では役名で呼び合っていたので、（共演シーンの）初日から幼なじみの空気感で演じさせていただきました。良い兄貴という感じの桐谷さんでした」と述懐。

　また桐谷も「怒とうの撮影の日々が続いたんですけど、ずっと役名で呼び合っていて……」と振り返ると、「撮影が終わって、番宣（番組宣伝）になってから『東出』『桐谷さん』って呼ぶようになって、呼び捨てでごめんなって気分はあるんです」と説明した。

　これを受けた東出が「いざ（桐谷の名を）呼ぶときに、『くん』か『さん』かで、躊躇（ちゅうちょ）しちゃいます」と照れくさそうに付け加えると、桐谷は「番宣に一緒に出るようになって、（内面が）わかったのでうれしい」とにんまり。「ありがとうございます」と素直な笑顔を見せる東出に、桐谷はすかさず「相変わらずかわいい」と声を上げ、「チャーミングで、身長がでかいだけじゃないんだぞ。すごいから」と客席のファンに向けて東出を絶賛するなど、仲の良い先輩・後輩といったやりとりを見せていた。（中村好伸）

映画『GONIN サーガ』は9月26日より全国公開