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桐谷美玲の「トリセツ」を自ら解説

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ヘン顔キャラだったんですね。
ヘン顔キャラだったんですね。 - 写真: 杉映貴子

 女優の桐谷美玲が、主演を務めたラブストーリー映画『ヒロイン失格』で披露したヘン顔のコツと、同作の主題歌が西野カナの楽曲「トリセツ」であることにちなみ、自身のトリセツ(取扱説明書)を語った。

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 幸田もも子著の人気コミックを実写化した本作で、ヒロインの松崎はとりを演じることについて、桐谷は「ヒロイン失格は原作が大好きで、いつか実写化されたときには自分がはとりを演じたいと思っていたので、念願がかなってうれしい気持ちでいっぱいです」と喜びを口にし、丸刈り姿すらも楽しみ、体当たりで本作に臨んだそうだ。驚くことに、劇中ではヘン顔まで披露している。桐谷が、原作者から「お墨付きをもらった」という劇中のヘン顔のコツは、「恥ずかしい気持ちは捨てて、思いっきり! 顔って伸びるんです」と、伸ばせる部分は全て伸ばすことだと、実際にヘン顔を披露した。

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 本作の共演者である山崎賢人坂口健太郎らが、桐谷が「素でヘン顔をしているときがある」と公言していたことに触れると、「高校生の頃から普通にヘン顔をしてきたので、(専属モデルだったファッション雑誌)『Seventeen』では、ヘン顔キャラだったんです!」という意外にもヘン顔歴が長かったという事実も。劇中でどんなヘン顔を披露しているか、桐谷渾身(こんしん)の出来栄えに注目だ。

 そんな桐谷の気分を上げるためのトリセツは三つ。「おいしいものを食べさせること」「眠っているときは起こさないこと」「その服かわいい! と照れずに褒めること」だという。そして「褒めることに照れてしまう人が多いと思うんですけど、そこはちゃんと言葉にして言ってもらえるとうれしいです」と付け足した。

 ヘン顔、トリセツを語ることで明らかになった桐谷の素顔は、気取らず天真爛漫(らんまん)な女性の魅力にあふれていた。モデル、女優、キャスターと幅広い活躍も目覚ましく、同性が憧れる存在である理由が垣間見られた。(取材・文:南樹里)

映画『ヒロイン失格』は9月19日より全国公開

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