病に倒れるロッキー!アポロの息子が熱き魂を受け継ぐシリーズ新章予告編!
シルヴェスター・スタローン主演の伝説的ボクシング映画『ロッキー』シリーズの新章となる新作の邦題が『クリード チャンプを継ぐ男』に決定。ロッキーの過酷な運命と、盟友アポロの息子アドニスの壮絶な戦いを予感させる予告編が公開された。
同作は、一線を退いたロッキーが、『ロッキー4/炎の友情』の戦いでリングに散った永遠のライバル、アポロの息子のトレーナーとして、再びボクシングの世界に身を投じる姿を描く人間ドラマ。スタローンが再度ロッキーにふんし、2013年の映画『フルートベール駅で』の演技が高く評価されたマイケル・B・ジョーダンがアポロの息子・アドニス役で出演。同作のメガホンを取ったライアン・クーグラーが脚本・監督を務めた。
公開された予告編は、アドニスがロッキーに、自分のトレーナーになってほしいと伝える場面からスタート。家族からボクシングに挑むことを反対されながらも、「父は生まれる前に死んだが、今も俺の血の中で戦えと叫んでる」「父の名を汚したくない」と思いを語るアドニスの熱いセリフが胸を打つ。
そして映像には、時に厳しい言葉を掛けながらアドニスを鍛えるロッキーが病に倒れる、衝撃的なシーンも。「俺には何もない」とこぼすロッキーに、「あんたが独りだって? 俺がいる。この俺がいるじゃないか!」と激怒するアドニス。思いを通わせるかのように拳を突き合わす二人の姿が、何度ノックダウンされても立ち上がり続けてきた男たちの魂を受け継いだ、新たなファイターの誕生を予感させる。(編集部・入倉功一)
映画『クリード チャンプを継ぐ男』は12月23日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほかにて全国公開