ADVERTISEMENT

“スシポリス”現る!カンヌを騒がせた制作者不明のアニメ、ついに始動

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
『SUSHI POLICE』ティザーサイト・ビジュアル
『SUSHI POLICE』ティザーサイト・ビジュアル

 第68回カンヌ国際映画祭のフィルムマーケットで話題になった謎のアニメ『SUSHI POLICE』のティザーサイトが16日にオープンした。ストーリーはおろか誰が作ったのか、制作者さえ明かされていないにもかかわらず、同映画祭で Hollywood Reporter 誌が選ぶポスター賞 THE 2015 CANNES POSTER AWARDS を受賞している。

 タイトルの『SUSHI POLICE』とは、2006年に起きたスシポリス騒動に由来するもの。同年、海外での間違った日本食のまん延を危惧した日本政府が正しい日本食店を認証する制度「海外日本食レストラン認証制度」の創設を発表したところ、ワシントン・ポストなどの海外メディアが「スシポリスがやって来る!」と揶揄(やゆ)してバッシングを展開。日本政府は実施を見送った。

 ティザーサイトのビジュアルは、雷がとどろく中、とある都市にメガネ&スーツ姿の3人の男がたたずんでいるというもの。痩せ型の長身、太めの低身長、中肉中背の凸凹トリオだ。どこの都市なのかは不明だが、「寿司達磨」「パチンコ」「STEAK HOUSE」「BURGER」「遊戯世界」など英語、日本語、中国語のネオンが立ち並ぶ多国籍の街並みが印象的で、どことなく映画『ブレードランナー』を彷彿(ほうふつ)させる。

 現段階ではカンヌでお披露目されたポスタービジュアル、及びティザーサイト以外の情報は明かされていないが、9月19日から開催される「京都国際マンガ・アニメフェア2015」の、琳派と漫画・アニメ、伝統産業とのコラボレーションを展開した特別企画展「RIMP-A NIMATION 琳派400周年×『NEWTYPE』30周年 琳派オマージュ展」に選出。また、19日1日限定でティザーサイトが金色カラーの琳派バージョンに変わる。『SUSHI POLICE』のプロモーションを担当するスシポリスPR事務局によると、国内での放映・公開予定や本作のあらすじなどの情報は少しずつ更新していく予定だという。(編集部・石井百合子)

ADVERTISEMENT
  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT