「ARROW」のスティーヴン・アメル Twitter炎上でSNSからしばらく離れることを報告
テレビドラマ「ARROW/アロー」でオリバー・クイーンを演じているスティーヴン・アメルのTwitterが炎上し、しばらくSNSから離れるとFacebookで発表する事態となった。
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米テキサス州でイスラム系の高校生アーメド・モハメドくんが先生を感心させようと自作の時計を学校に持ち込んだところ、爆弾と勘違いされ、逮捕された事件が起きている。人種に絡む事件が頻発しているテキサス州で起きたこの事件についてスティーヴンは、「テキサスだから起きたとステレオタイプ化するのは、アーメドくんをステレオタイプ化するのと同じだ」とツイート。
これに対し、「人種差別を受けたことがないであろう人の発言」「一緒にするな」「テキサスはお前にかばってもらう必要はない」など、批判意見が殺到したという。
スティーヴンは、「1. 時事についてはツイートしないというルールを破ってしまった自分が信じられない。140文字では議論できない」「2. アーメドに起きたことはひどいことだ。それは明らかだ」「3. これはテキサスが抱える体系的問題だというツイートも読んだけど、それもプロファイリングだぞ」「4. 相手を傷つけにくい言い方ではあるが、プロファイリングであることには変わりない」「5. 僕は謝罪をする気もないし、ツイートを削除する気もない。僕の意見に憤慨している人はひまなだけだ」「6. 僕の妻はテキサス出身で、親戚もいる。何千人ものテキサスの人と会っているけど、礼儀正しく、すてきな人たちだ」「7. このやりとりのおかげで以前から嫌っていた会社の従業員のフォロワーをブロックすることができた。これはうれしい」「8. 最後に、アーメドがホワイトハウスに招待されたことは最高だ。いい訪問になるだろう」とTwitterで言い返している。
これが火に油を注ぐ形となったため、スティーヴンはFacebookにビデオを投稿し、「誰かに嫌な思いをさせようと思ったわけじゃない。ただ、間違ったことを二つ足したからといって正しいことになるわけじゃないということを言いたかっただけなんだ。どちらにしても人を不快にさせてしまったようだ。こういうときはしばらくいなくなるのがベストだから、みんな元気で。そのうちまた戻ってくるよ」とメッセージを締めくくっている。(澤田理沙)