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目指したのは、見たこともない映像!『ピクセル』CG制作の舞台裏

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映画『ピクセル』より
映画『ピクセル』より

 パックマン、ギャラガ、ドンキーコングなど1980年代に大ブームを巻き起こした日本の人気ゲームキャラクターたちにふんした宇宙人が地球侵略にやって来る映画『ピクセル』のメイキング映像が公開され、キャストやスタッフが語るCG制作の舞台裏が明らかになった。

 「3Dのピクセルを正しくは“ボクセル”と呼ぶ。いわば立体のプラズマだ。複雑な物体をボクセルの集合体に単純化した」と映像を解説するのは、視覚効果スーパーバイザーのマシュー・バトラー。『ハリー・ポッター』シリーズなどでも知られるクリス・コロンバス監督も「われわれが目指したのは、見たこともない映像。ボクセルは絶えず動くので、まさに8ビットゲームの3次元バージョンだ」と実写とCGを融合した本作の見どころを説明する。

 全てをピクセル化させ、ブロック状にしてボロボロと破壊してしまうゲームキャラたちの暴走に立ち向かうオタクチーム“アーケーターズ”の紅一点、ヴァン・パッテン大佐を演じるミシェル・モナハンは、「立ち位置の指示が的確でないと演じることはできないわ」とCG撮影の難しさを吐露。“ファイヤー・ブラスター(火炎放射男)”の異名を持つエディ・プラント役のピーター・ディンクレイジも「最初は驚いたよ。なぜテニスボールと共演させられるんだ? って。でも今は楽しい」と舞台裏を語っている。(編集部・中山雄一朗)

映画『ピクセル』は公開中

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