ジャニーズWEST小瀧、初の単独舞台主演をメンバー全員から祝福される!
ジャニーズWESTの小瀧望が主演を務める舞台「MORSE-モールス-」の製作発表会見が25日、都内にて行われ、小瀧をはじめ水上京香、田中健、演出家の深作健太らが出席した。本作で舞台単独初主演を果たす小瀧は「プレッシャーで押しつぶされそうですが、やりがいのある舞台です。頑張ります!」と力強く意気込みを語った。
本舞台は、スウェーデンの作家ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストによって2004年に発売された小説「Let the Right One In」が原作。連続猟奇殺人事件というサスペンスを軸に、主人公の苦悩と一途な愛、さらには「いじめ」「同性愛」「離婚」などの社会的な問題も内包したストーリーとなっている。
主人公・オスカー役を務める小瀧は「膨大なセリフの量ですが、めげないで頑張ります」と頼もしい宣言。初座長を務めることについても、「目上の方ばかり。でも僕、末っ子気質なので、すっと懐に入っていきたい」と笑顔を見せる余裕も。
ジャニーズWESTメンバー全員から「おめでとう。頑張れよ!」と激励の言葉をもらったことも明かし、「メンバーは観に来てくれますか?」との質問には、「当然観に来ると思います。来ないと怒ります」と語った。また、小瀧とヒロイン・エリを演じる水上はお互いの印象を聞かれ、「ミステリアスな雰囲気を持っている方ですね」(小瀧)、「お会いして、すっとした人、一本芯が通った人だなって思いました」(水上)と明かした。
稽古は今月末からスタート。役づくりのために、同原作のスウェーデン映画『ぼくのエリ 200歳の少女』(2008)や、ハリウッド映画『モールス』(2010)を観たという小瀧。「監督と相談しながら、オスカーの苦悩や一途な愛をしっかりと表現したい」と抱負を語った。また、深作監督は「小瀧くんには少年の心の闇を演じてもらい、いま閉ざされた世界に住んでいる若者たちに、ある一筋の光を与えられる作品になれば……」とメッセージを送った。(取材・文:福住佐知子)
舞台「MORSE-モールス-」は11月13日~12月6日まで東京グローブ座、12月9日~13日まで大阪・シアターBRAVAにて上演