野村萬斎、夜10時前の帰宅NG!?野村家の不思議なルール
野村萬斎が26日、二子玉川ライズで行われた、映画『GAMBA ガンバと仲間たち』の「mama fes」&トラック出発式イベントに出席し、野村家の不思議なルールを明かした。
ママが家族と共にハッピーになれるイベント「mama fes」が開催中の二子玉川ライズに登場した野村。3児の父でもある野村は、集まった母子同様、子供たちとは「なるべく一緒にいろんなことをしたいと思っている」そうで、「旅行に行っていろんな経験を一緒にする。泣いたり笑ったり、楽しいことも大変なこともあると思うけど、みんなで一緒にやると絆ができるような気がします」と家族円満の秘訣(ひけつ)を披露。
また、「ちょっと変わっている」という野村家のルールも紹介。それは「半端な時間に帰らない」ことだそうで、「(夜)10時前に帰って来るなと(妻から)よく言われました。ちょうど(子供を)寝かしつけた時に帰って来ると、飛び起きて興奮するから」とどこの家族にも見られるような父親の悲哀を漂わせた。
そんな野村が声優を務める本作は、『STAND BY ME ドラえもん』などを手掛けた映像製作会社「白組」が企画構想から15年、製作期間10年、総製作費20億円をかけて作り上げた一大プロジェクト。小さなネズミのガンバと仲間の壮大な冒険物語で、野村はガンバたちの前に立ちはだかる最強の敵、白いイタチのノロイの声を担当している。
映画で初の悪役を演じたという野村は、「楽しいですよね。人間じゃなくてイタチですからね。イタチの役はなかなかやれませんよ。“ごっこ遊び”の極致ですよね」と満足気。「悪いイタチの役は魅力的ですよ。みんなが立てた積み木をわっと壊しちゃったり……快感な気がします」と子供たちに悪の魅力を説き、ニヤリと笑った。
会場にはダンスキッズ「イタチキッズ」も駆け付け、イタチダンスを披露。さらにこの日は、ノロイのアドトラックの運行もスタート。野村は、巨大なノロイフィギュアが乗った迫力満点のトラックの出発を見送った。(取材・文:鶴見菜美子)
映画『GAMBA ガンバと仲間たち』は10月10日より2D / 3D全国公開