『GODZILLA ゴジラ』監督の出世作には続きがあった!驚異の低予算SF『モンスターズ』 続編公開決定!
映画『GODZILLA ゴジラ』を手掛けたギャレス・エドワーズ監督がブレイクを果たすきっかけとなったSF映画『モンスターズ/地球外生命体』の続編『モンスターズ/新種襲来』の日本公開が決定した。
『モンスターズ/地球外生命体』は、謎の地球外生命体が繁殖するメキシコの「危険地帯」から一緒に脱出するハメになったアメリカ人男女の姿を、ドキュメンタリータッチの映像で描いた作品。製作費およそ20万ドル(約2,400万円・1ドル120円計算)という低予算ながら、それを全く感じさせない斬新な映像と迫真の人間ドラマで話題を呼んだ。
続編となる『新種襲来』では、前作のヒットを受けて規模が拡大。メキシコから全世界に地球外生命体の侵食が広がった世界を舞台に、危険地帯の深部で連絡を絶った部隊の救出にあたるアメリカ軍兵士たちの戦いを描く。共通の脅威をよそに人間同士が争いを続けるさまも描かれるといい、SFモンスターパニックの枠を超えた、社会派なテーマにも期待が膨らむ。
メガホンを取ったのは、これまでテレビシリーズなどを手掛けてきたトム・グリーン監督。前作をきっかけに、『GODZILLA ゴジラ』だけでなく、『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ『ローグ・ワン(原題) / Rogue One』の監督に抜てきされるなど大出世を遂げたエドワーズ監督に続く一本になっているのかにも注目したい。(編集部・入倉功一)
映画『モンスターズ/新種襲来』は2016年1月9日より新宿シネマカリテほかで公開