ヒュー・ジャックマン、みんなで歌うはずのバースデーソングを一人で熱唱!サプライズぶち壊し!
1日、都内にて映画『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』ジャパンプレミアが行われ、劇中で海賊・黒ひげを怪演している俳優のヒュー・ジャックマンと、主役の少年・ピーターを演じるリーヴァイ・ミラー、監督のジョー・ライトが登壇。昨日、誕生日を迎えたリーヴァイに対し、段取りを知らなかったヒューがバースデーソングを先走ってしまう、まさかのサプライズが起きた。なお、この日は日本語吹替版主題歌「永遠のもっと果てまで」を担当する歌手の松田聖子も登場した。
リーヴァイを祝福するために、会場のみんなで一緒にバースデーソングを歌うという段取りで進められていたイベント。しかし、ヒューはステージ上で「昨日、リーヴァイの誕生日だったんだよ!」と語り、勇み足で勝手にバースデーソングを熱唱し始めてしまった。
その一盛り上がりの後に、みんなで歌う予定だったことを聞き、「しまったーー!! ごめん!!」と苦笑いしながらバツが悪そうな表情。しかし「勝手に歌ってしまい、申し訳ない。ぜひ歌ってほしい」と松田に突然のリクエスト。そのリクエストに応じ、松田は美しい歌声を披露し、二度のサプライズを受けたリーヴァイは大喜びの表情で「ありがとう、みなさん!」と感謝の気持ちを語った。
またヒューは、リーヴァイの演技について「ピーターは黒ひげと、敵でもあり味方でもあるという不思議なコネクションを持つようになる。彼が演じたその仕事ぶりを見て確信した。日本のみんなはこの若い少年に恋をするだろう。それくらい素晴らしい演技だった」と絶賛。また松田も「キラキラした目が本当にすてき」と笑顔を見せる。それに対し、リーヴァイは「アリガトウゴザイマス!」と日本語で感謝の思いを告げた。
本作は著名な冒険物語「ピーターパン」を、『つぐない』などで知られるライト監督が、独自の視点で実写化したファンタジー。ライト監督は、最後に「子供たちには冒険やスリルを楽しんでもらいたい。また親御さんや大人の人には、自分の子供の頃を思い出して、その頃の喜びや驚きを感じてもらいたい」と作品をアピールした。(取材・文:桂伸也)
映画『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』は10月31日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国公開