松坂桃李、クマのパディントンに!洋画吹き替え初挑戦!
俳優の松坂桃李が、全世界3,500万部以上の売り上げを誇るロングセラー児童小説を実写化した『パディントン』で主人公のクマ、パディントンの声を務め、洋画の吹き替えに初挑戦することが明らかになった。
本国では『007』シリーズのQ役で知られるベン・ウィショーが声を担当している主人公のパディントンは、映画史上最も紳士的なクマという設定のため、「パディントンのように礼儀正しく、好青年でありながら、チャーミングな印象」がぴったりという理由から松坂が起用された。
実写人形アニメーション『くるみ割り人形』などで声優経験はある松坂だが、洋画の吹き替えはこれが初めて。「最初にこのお話をいただいた時、『え? クマってどんな声?』と困惑しました」と戸惑いを正直に告白するも、愛らしく繊細なパディントンにすっかり魅了されたそうで、「単にクマを演じるのではなく、パディントンを演じること。洋画の吹き替えは初めてなので、不安もあります。その分、新鮮な刺激にワクワクしてもいます。一つ一つの言葉を大切にパディントンの魅力が伝わるように演じられたらと思っています」と新たな挑戦に意気込んだ。
世界40か国語以上に翻訳されているイギリスの小説家マイケル・ボンドの同名小説を実写化した本作は、家を探しにはるばるペルーからロンドンに渡り、そこで出会った親切なブラウンさん一家にパディントンと名付けられたクマの初めての都会暮らしを描く。製作には『ハリー・ポッター』シリーズなどのプロデューサー、デヴィッド・ハイマンが名を連ねている。(編集部・吉田唯)
映画『パディントン』は2016年1月15日より全国公開