マット・デイモンが火星でサバイバル生活!『オデッセイ』日本公開は来年2月5日
マット・デイモンとリドリー・スコット監督がタッグを組んだ超大作『オデッセイ』が、2016年2月5日に日本で公開されることが明らかになった。
アンディ・ウィアーのベストセラー小説を『エイリアン』『プロメテウス』などのリドリー・スコット監督が映画化した本作は、火星での有人探査中に嵐に巻き込まれて死亡と推測され置き去りにされた宇宙飛行士マーク・ワトニー(マット)が、火星で知恵と精神力と創意工夫を発揮して4年後のNASAの救出まで生き延びようと奮闘する姿を描く。キャストには、マットのほかジェシカ・チャステイン、クリステン・ウィグらトップスターが集結している。
先日開催された第40回トロント国際映画祭での上映後には「例えて言うなら『インターステラー』のきわめて難解な要素を排除した、分かりやすくて、スリリングなサバイバルとレスキューのアドベンチャーだ」「刺激的というよりは、終始主人公の動向に夢中になる」と評価され、アメリカの大手映画批評サイト Rotten Tomatoes で観客の支持率が94パーセントを記録(10月5日時点)するなど、大衆、批評家ともに好評を得ている。
公開初週にあたる10月2日~4日の全米ボックスオフィスランキングで初登場1位に輝き、興行収入5,430万8,575ドル(約65億1,702万9,000円)を記録。この勢いは世界各国に拡大中で、20か国でオープニング1位スタートとなっただけでなく、そのうち9か国では2013年公開のアルフォンソ・キュアロン監督のSF映画『ゼロ・グラビティ』のオープニング記録を上回る大ヒットスタートを切っており、日本でも旋風を巻き起こすのか、その行方に期待が高まる。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル120円計算)(編集部・吉田唯)
映画『オデッセイ』は2016年2月5日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国公開