「SHERLOCK(シャーロック)」新作の予告初公開!身の毛のよだつ雰囲気に
人気テレビドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」シリーズの新作から初となる予告編が公開された。現代に生きるシャーロック・ホームズ(ベネディクト・カンバーバッチ)を描いた第3シーズンまでとは趣がガラリと変わり、1890年代の霧立ち込めるロンドンを舞台に、ゴシック調で身の毛のよだつような雰囲気の中で物語が展開する。
今年のクリスマス特番(90分間)としてイギリスで放送される予定の同作。翌年放送予定の第4シーズンとのつながりはない一つの独立した作品で、アーサー・コナン・ドイルの原作通りヴィクトリア朝が舞台だ。「舞台は整い、幕は上がった。さあ始めよう」というシャーロックのセリフから始まる予告編は、映像、音楽、演技ともにダークで重厚な仕上がりで、本編もこれまでのシリーズとは一味違ったものになっていることを感じさせる。
The Guardian によると、クリエイターのスティーヴン・モファットは「ゴースト・ストーリーはヴィクトリア朝を舞台にした方がうまくいくんだ。気味が悪く、恐ろしく、ぞっとするというドイルの原作にある要素は、現代を舞台にした『SHERLOCK(シャーロック)』シリーズではあまりやってこなかった」とコメント。気味が悪く、恐ろしいゴースト・ストーリーを語ることが本作の方向性だと語ったという。(編集部・市川遥)