映画『ニューヨーク1997』のリメイク作品で脚本家が決定!
今でもカルト的人気を誇るジョン・カーペンター監督の映画『ニューヨーク1997』のリメイク作品で、ニール・クロスが脚本家として起用されることになった。The Hollywood Reporterほか複数のメディアが報じている。
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本作は、オリジナル版は製作会社スタジオカナルが映画化権を所有していたが、20世紀フォックスがそのリメイク権を獲得し、現在製作が進められている作品。
映画『アンノウン』のアンドリュー・ローナ、映画『フライト・ゲーム』のアレックス・ハインマンの製作会社ザ・ピクチャー・カンパニーの下で製作され、ジョン・カーペンター監督も製作総指揮を務めることになっている。そしてこのたび、テレビドラマ「刑事ジョン・ルーサー」のクリエイター、ニール・クロスが脚本を執筆することになった。
オリジナル版は、犯罪が頻繁に起こる1997年のアメリカが舞台。ニューヨークのマンハッタン島がコンクリートの壁に囲まれた終身刑の囚人のための刑務所と化していたある日、大統領専用機がテロリストに襲われてマンハッタンに墜落してしまったことで、かつて特殊部隊のメンバーであった終身刑囚スネーク・プリスキンが、恩赦と引き換えに大統領の救出任務をオファーされるというストーリー。スネーク・プリスキン役をカート・ラッセルが演じていた。
20世紀フォックスは、このリメイク企画で映画『猿の惑星』シリーズのような商業的な成功を望んでいるようだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)