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ジブリ鈴木Pが直筆コメント!橋口亮輔監督の新作『恋人たち』

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映画『恋人たち』で通り魔に妻を殺された主人公アツシ
映画『恋人たち』で通り魔に妻を殺された主人公アツシ - (C)松竹ブロードキャスティング/アーク・フィルムズ

 名作『ぐるりのこと。』以来、橋口亮輔監督にとって7年ぶりの長編映画となる『恋人たち』(11月14日公開)に竹内まりやスタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーをはじめとする各界の著名人たちが絶賛のコメントを寄せていることが明らかになった。

橋口亮輔が描き出す人間ドラマ『恋人たち』写真ギャラリー

 同作は、通り魔事件で妻を失ったアツシ(篠原篤)、平凡な暮らしに突如現れた男に心が揺れる主婦の瞳子(成嶋瞳子)、親友への思いを胸に秘める同性愛者で弁護士の四ノ宮(池田良)の3人が主人公。心に傷を抱えながらも幸せを求めて生きる3人の“恋人たち”を橋口監督が繊細に、丁寧に描く。

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 待ち望んでいた橋口監督の新作長編映画とあって「2015年のベストワン!」との声も多く、映画プロデューサーの鈴木敏夫からは直筆のコメントが届くなど、口コミは業界内でも広がっている。

画像テキスト
鈴木敏夫の直筆メッセージ-(C)松竹ブロードキャスティング/アーク・フィルムズ

竹内まりや、妻夫木聡大根仁のコメントは以下の通り(原文ママ)

【竹内まりや】
哀しみと虚しさを胸に抱えながら生きてゆく主人公たちの姿と、リアルな言葉が心に痛い。
なのに、この映画がほのかな希望さえ感じさせてくれるのは、
橋口監督の人間を見つめるまなざしがどこまでも温かいからだ。

【妻夫木聡】
息もできない、圧倒的な絶望感
沸沸とした想いがぐるぐる渦巻いている
ほんの些細な悦びが心の綻びを直してくれた時、今を愛せることもできるのかもしれないと思った
あのラストシーンは一生忘れることはないだろう

【大根仁】
僕が自ら映画監督を名乗らないのは、橋口監督のような人がいるからです。
こんな映画を作る人と自分が同じ職業なわけがない!
これぞ映画! これぞ映画監督!! そしてこれぞ今観るべき日本映画!!!

 稀代の才能を持つ橋口監督はいまの日本をどのように捉え、いまを生きる私たちにどんな人間ドラマの傑作を、そしてメッセージを届けてくれるのだろうか。映画『恋人たち』への期待は増すばかりだ。(編集部・海江田宗)

映画『恋人たち』は11月14日よりテアトル新宿ほか全国公開

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