ティム・ロビンスなど豪華キャストのドラマ「THE BRINK/史上最低の作戦」 第2シーズンの製作が取り消しに
オスカー俳優ティム・ロビンスやジャック・ブラックなど、豪華なキャストが話題のテレビドラマ「THE BRINK/史上最低の作戦」の第2シーズンの製作を取り消すと米HBO局が発表したという。
Deadlineなどによると、同ドラマは7月に第2シーズンにゴーサインが出ていたとのこと。しかし、「スケジュールを見直した結果、同作品に十分に気を配ることができないため、新シーズンの製作はなしにした」とHBO側はコメントしているという。「われわれは第1シーズンを誇りに思っており、番組に関わったすべての人の幸運を祈っています」と付け加えている。
社会派ブラックコメディーと称される「THE BRINK/史上最低の作戦」は、更新するかどうかが検討される中、製作総指揮のジェリー・ワイトローブさんが死去(享年77歳)。キャストの出演契約を1週間延長し、それが切れる前日ぎりぎりに第2シーズンが決まったという経緯があった作品。
第1シーズンではジャック・ブラックがパキスタンの米大使館職員、ティム・ロビンスが米国務長官、リーヴ・シュレイバーの弟パブロ・シュレイバーが米海軍パイロット、イーサイ・モラレスが米大統領を演じている。第2シーズンは設定を変更して製作される予定だったようだ。「THE BRINK/史上最低の作戦」の第1シーズンはスターチャンネルで11月から放送される。(澤田理沙)