鈴木亮平がキスの練習方法を助言、「ラップキス」とは?
異色の少女漫画を実写化した映画『俺物語!!』で、ラップ越しのキスをした鈴木亮平と坂口健太郎が、キスの練習方法について助言した。
本作は、鈴木が演じる高校生離れしたイカツイ男子高生・剛田猛男が、永野芽郁ふんする大和凛子に恋し、男気あふれるピュアでいちずな思いを寄せる物語。坂口ふんする猛男の親友である砂川誠は、女子にモテモテのクールなイケメン。猛男と砂川の対照的な魅力や男の友情のありかたも本作の見どころだ。
ラップ越しのキスシーンは、猛男が大和との初キスを想定して、無理やり砂川にキスの練習を迫るという設定だ。鈴木は「あの日の撮影は坂口くんと一緒に夕飯を食べて、歯磨きして、口腔洗浄液で口をきれいにしてから撮ったんです」と撮影前の様子を詳細に語った。キスシーンは寸止めすることもできたが、鈴木はリアリティーを求め、あえて「本番前のテスト段階から試させて」と坂口に申し出たと明かし、二人がラップ越しに唇を重ねた回数は計8回を記録した。
気になるのは、キスした際のお互いの感触。実は「ガラス越しのキスという感じで硬かった」と声をそろえる二人。唇を奪われる側の坂口は「ラップは強めに顔に当てられたので、唇の感触よりもとにかく息苦しかった」と迫真のキスシーンの感想を振り返った。
そんな珍体験を共有した二人が、劇中の猛男同様にキスの練習をしたいという人に助言した。「ラップキスするときは、薄めのラップを使うといい」と鈴木が語れば、続けて坂口も「あとはふんわりと顔に乗せること!」と親友の間柄を演じた通り、息の合った掛け合いをみせた。注目のラップキスシーンは、二人の努力のかい(?)もあり、ド迫力で笑えるシーンに仕上がっている。(取材・文:南樹里)
映画『俺物語!!』は10月31日より全国公開