「モノポリー」もう一つの映画化が始動!
世界で人気を誇るボードゲーム「モノポリー」のもう一つの映画化企画が進行しているとDeadlineが報じた。
“もう一つの”というのは、ゲームの権利元である玩具会社ハズブロが数年前から進めている企画がすでにあるからだ。こちらは当初、ユニバーサル・ピクチャーズが製作するはずだったが断念され、リドリー・スコット監督の製作会社にわたり、スコット監督がメガホンを取る可能性もあった。その後、スコット監督の名は消え、映画『ドローン・オブ・ウォー』のアンドリュー・ニコルが脚本、製作会社ライオンズ・ゲートが製作を担当する方向で企画準備が進んでいたが、なかなか進展が伝えられてこなかった。
これとは全く別の「モノポリー」映画化企画となる本作は、アメリカのジャーナリスト、メアリー・ピロンによる著書「ザ・モノポリスト:オブセッション・フューリー・アンド・ザ・スキャンダル・ビハインド・ザ・ワールズ・フェイヴァリット・ボードゲーム(原題) / The Monopolists: Obsession, Fury, and the Scandal Behind the World’s Favorite Board Game」が基になる。『美しすぎる母』の脚本家ハワード・A・ロッドマンが脚本を担当することになっている。(鯨岡孝子)