クリス・ヘムズワース、ベン・ウィショー出演!「白鯨」の裏に隠された実話を描いた作品1月日本公開
映画『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワースや、『007』シリーズのQ役で知られるベン・ウィショーら豪華キャストが集結した映画『イン・ザ・ハート・オブ・ザ・シー(原題) / In the Heart of the Sea』が、『白鯨との闘い』という邦題で2016年1月16日に日本で公開されることが明らかになった。
原作の「復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇」は、メルヴィルの名著「白鯨」の裏に隠された衝撃の実話を描いたノンフィクション。映画では「鯨油」が貴重な資源だった19世紀を舞台に、「鯨油」を求めて港を後にしたエセックス号の乗組員たちが、太平洋沖4,800キロメートルの“死の海域”で巨大なマッコウクジラと激しい戦いを繰り広げるさまを活写する。マッコウクジラに船を沈められた乗組員たちは、水も食料もなく、今どこにいるのかもわからない絶望的な漂流生活を送ることに。次々と仲間が倒れていく中、生き延びるために彼らが下した究極の決断とは……。
メガホンを取ったのは、『ビューティフル・マインド』など数々の名作を手掛けてきたオスカー監督のロン・ハワード。主人公の一等航海士オーウェン・チェイスをクリス・ヘムズワースが演じるほか、彼と航海を共にする仲間役として『リンカーン/秘密の書』のベンジャミン・ウォーカー、『ダークナイト』シリーズのキリアン・マーフィが出演。ベン・ウィショーは作家メルヴィル役を務めた。全世界的に公開延期となっていた本作だが、全米では日本より一足早い今年12月11日の公開が決定。豪華俳優陣の迫真の演技と、重厚なドラマが展開されるとのことで、アカデミー賞に絡んでくるのかにも注目だ。(編集部・吉田唯)
映画『白鯨との闘い』は2016年1月16日より新宿ピカデリーほか全国公開