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打ち切らない風潮に…新ドラマが放送前にエピソード削減

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「ルッキングラス(原題)」より
「ルッキングラス(原題)」より - FOX via Getty Images

 テレビドラマ「マイノリティ・リポート」「ザ・プレイヤー(原題) / The Player」「ブラッド・アンド・オイル(原題) / Blood & Oil」に引き続き、米FOX局の新ドラマ「ルッキングラス(原題) / Lookinglass」もエピソード数を削減されたとDeadlineなどが報じた。

 同ドラマは「ザ・フランケシュタイン・コード(原題) / The Frankenstein Code」からタイトルを変更したドラマで、75歳の元保安官ジミー・プリチャードが一度殺され、若い体で生き返ったことで2度目のチャンスを与えられるというもの。75歳のジミーを演じるのはベテラン俳優のフィリップ・ベイカー・ホール。よみがえった若きジミー・プリチャードは、映画『パシフィック・リム』でチャック・ハンセンを演じたロブ・カジンスキーが演じている。

 前述の3作品と違うところは、「ルッキングラス(原題)」はまだ放送が始まっていないにもかかわらず、スケジュールの都合で13エピソードから11エピソードに削減されたことだ。そのため、視聴率次第では第2シーズンにこぎつける可能性はある。

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 E! News によると、ドラマをキャンセルせずにエピソード数を削減するのが民放局のトレンドになっているらしい。新ドラマは通常13エピソードが製作され、視聴率が良ければ“バック9”(折り返しの9エピソード)がオーダーされ、22エピソードのフルシーズンの製作が決定する。

 過去には数エピソードを放送したところでキャンセルされるドラマもあったが、今年は一つも打ち切りになったドラマがないとのこと。代わりにエピソード数を削減されたドラマが増えている。キャンセルするとイメージが悪いことや、Netflix、Hulu、Amazonなどの配信会社に売りにくくなることが理由として挙げられている。また、残りのエピソード数を製作することで復活の機会を与えているといえなくもないという。いずれにしてもエピソード数削減からの新シーズン製作は期待薄といえるだろう。(澤田理沙)

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