『ハリポタ』スピンオフ、邦題決定!『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ映画『Fantastic Beasts and Where to Find Them』の邦題が『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』に決定した。
メガヒットを記録した『ハリー・ポッター』シリーズから約5年ぶりとなる新作。アメリカ、イギリス、台湾、日本など世界約60か国が各国のタイトルを発表し、原題『Fantastic Beasts and Where to Find Them』(直訳:幻の動物とその生息地)をそのまま採用する国が多い中、日本を含む12か国は独自のタイトルを採用した。日本では2016年冬の公開を予定しており、近日映像も世界同時に公開される可能性があるとのことで、いよいよ本格的に始動したと言えそうだ。
配給の日本ワーナー・ブラザース映画は、「これまでのハリー・ポッターの魔法の物語に親しんだ皆さまに、新たに始まる新シリーズでこの素晴らしいファンタジーの世界を楽しんでもらいたいという思いから、未知の動物に魅了され夢と希望を胸に世界中を旅する魔法使いの姿と、壮大なスケールの物語をタイトルから感じてもらえればと」と今回のタイトル決定についてコメントしている。
本作の主人公は、ハリーやハーマイオニーたちがホグワーツ魔法魔術学校で使っていた指定教科書「幻の動物とその生息地」を編纂した魔法動物学者のニュート・スキャマンダー。『博士と彼女のセオリー』で第87回アカデミー賞主演男優賞に輝いたエディ・レッドメインが同役を務める。そして、シリーズ1作目から約70年前を舞台に、エディふんするスキャマンダーが、旅先で発見した幻獣たちを記録したのちニューヨークにたどり着き、そこで出会う魔法使いとして『インヒアレント・ヴァイス』のキャサリン・ウォーターストン、シンガーソングライターのアリソン・スドル、『ウォールフラワー』のエズラ・ミラー、『トータル・リコール』のコリン・ファレルらが登場する。
本作で原作者J・K・ローリングが脚本家デビューを果たし、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』から『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』までシリーズの後半4作を手掛けたデヴィッド・イェーツがメガホンを取る。また、全8作で製作を務めたデヴィッド・ハイマンがプロデューサーを続投する。(編集部・石神恵美子)
映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は2016年冬全国公開