ニコール・キッドマン主演!『虹蛇と眠る女』は来年2月公開
ニコール・キッドマンが25年ぶりに母国オーストラリアの映画に主演した『虹蛇(にじへび)と眠る女』が、2016年2月に日本で公開されることが明らかになった。
1990年の『ニコール・キッドマンの恋愛天国』(日本未公開)以来、約25年ぶりに母国の映画にニコールが主演した本作。砂漠地帯にある小さな街に越してきた一家の子ども達の失踪事件に、オーストラリアの先住民、アボリジニの間で語り継がれる神話“虹蛇の伝説”の謎が絡む神秘的でエモーショナルな心理サスペンスとなっている。
新進女性監督のキム・ファランドがメガホンを取り、『恋におちたシェイクスピア』のジョセフ・ファインズ、『マトリックス』シリーズでエージェント・スミスを演じたヒューゴ・ウィービングがニコールの脇を固めている。本作の脚本に惚れ込んだニコールが、わが子の失踪に立ち向かう主人公を体当たりで演じ、衝撃的なヌードシーンを披露したことでも話題を呼んだ。
ニコールは本作への出演について「私はオーストラリア映画のサポーターなの。故郷に帰って、この業界で仕事を始めたばかりの人たちと映画が作れるのは大変名誉なこと。オーストラリアのスタッフにはパワーがあって、やる気があるし、能力があるし、とっても情熱的で、オーストラリアで映画を作るのは大好き。ここは私のホーム、出身地であり、ベースなのよ」とコメントしている。
『ムーラン・ルージュ』『めぐりあう時間たち』などで見せた見事な演技で、ハリウッドのトップ女優としての地位を確立したニコール。久しぶりに母国のスタッフたちと作り上げた彼女の映画は、私たちにまた新たなニコールの魅力を届けてくれるはずだろう。(編集部・海江田宗)
映画『虹蛇と眠る女』は2016年2月下旬にヒューマントラスト有楽町ほか全国順次公開