秋元才加の肉体を監督が絶賛!スタントマン超え
14日、映画『劇場版 媚空-ビクウ-』が公開、その初日舞台あいさつが東京にて行われ、主演の元AKB48秋元才加が共演の朝倉えりか、雨宮慶太総監督、大橋明監督と共に登壇。秋元の鍛え抜かれた体にまつわるエピソードが明かされた。
先日開催された第28回東京国際映画祭の舞台あいさつでは「次にこんな機会があれば、ロッキーのような体にしたい」と語っていた秋元は、撮影スケジュールに合わせて2か月前から週3回トレーニングを行っていたそう。そんな秋元について大橋監督は「スタントマンでもあれだけおなかが割れている人はそういないでしょう」と鍛え上げられた肉体を絶賛。会場からは拍手が送られ、秋元は「腹筋でこれだけほめられるとは」と笑顔を見せながら観客の笑いを誘っていた。
撮影中の昼食で、卵や鶏のささみ、プロテインの摂取などロッキーを目指すかのような秋元の姿を目撃していたという朝倉は、初挑戦のアクションシーンで「わたしが秋元さんを思いきり蹴り、それを手で止めてもらうというシーンがあったんですが、秋元さんの体ができすぎていたので、カットがかかった後、わたしの方が『痛い!』ってなっちゃいまして」という思わぬエピソードを披露した。
この日はスケジュールの都合で出席できなかった須賀健太からはメッセージ動画が届き、冒頭「今日は舞台版『ハイキュー!!』で出演できなくて……」というコメントが流れると、秋元は「なんでわざわざ言うの!?」とすかさずツッコミを入れていた。
本作は、独自の世界観やアクションで人気の『牙狼<GARO>』シリーズのテレビドラマ放映開始10周年を記念し、孤高の女魔戒法師・媚空を主人公に据えたスピンオフ。雨宮総監督は「テレビシリーズで出せなかった媚空の優しい顔が撮れてよかった。なかなか難しいかなと思っていたんですが、秋元さんが媚空なりの優しい表情をやってくれたので、ほっとしましたね」と安堵の表情を見せていた。(取材・文:桂伸也)
映画『劇場版 媚空-ビクウ-』は新宿バルト9ほか全国公開中