『ロッキー』モデルのボクサー映画にロン・パールマン出演!
映画『ヘルボーイ』シリーズやテレビドラマ「サン・オブ・アナーキー」の俳優ロン・パールマンが、元ヘビー級ボクサー、チャック・ウェプナーを題材にした新作『ザ・ブリーダー(原題) / The Bleeder』への出演が決まり、リーヴ・シュレイバーと共演することになった。Deadlineほか複数のメディアが報じている。
本作は、リーヴ、テレビドラマ「One Tree Hill」のマイケル・トーリンなどが共同製作する予定の作品。映画『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』のフィリップ・ファラルドーがメガホンを取り、脚本は『悪魔とダニエル・ジョンストン』のジェフ・フォイヤージーク、テレビドラマ「CSI:科学捜査班」のジェリー・スタール、『恋におちて』のマイケル・クリストファーらが共同執筆している。
リーヴがチャック役に決定しており、このたび、ロンがチャックのマネージャー兼トレーナーのアル・ブラヴァーマン役に決まった。そのほか、ナオミ・ワッツ、エリザベス・モス、プーチ・ホール、マイケル・ラパポートなどが出演する。
チャックは、ニューヨークのスラム街で生まれで、刑務所に服役中にボクシングを習い、出所後にプロデビュー。モハメド・アリと対決し、一度はダウンさせたものの、15ラウンドにTKO負けをした。だが、彼の名前が今でも世間で知られているのは、映画『ロッキー』のロッキー・バルボア役がチャックをモデルにしているからだ。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)