アデル「演技したい!映画出たい!」俳優業に挑戦か
世界的歌手のアデルが演技に挑戦して映画に出たいという願望をイギリスのラジオ番組で明かしたと The Guardian などが11日(現地時間)に報じた。
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新曲「Hello」のPVが動画再生サイトのVevoで最速で再生回数1億回を突破し、約5年ぶりのアルバムの発売が11月20日に迫っているアデル。全世界からその歌声を愛されている歌姫は、「Hello」のPV撮影で演技に目覚めたようだ。英BBCの Kiss FM のインタビューで次のように語っている。「こんなこと言ったら批判されるだろうけど、グザヴィエと仕事をして演技をしたくなったの。彼の映画だったら絶対出たいわ」。
アデルが言うグザヴィエとは、「Hello」の監督を務めたグザヴィエ・ドランのことで、ドランはわずか26歳で『トム・アット・ザ・ファーム』『わたしはロランス』などの監督作で高い評価を獲得し、彼もまた世界中からその才能を称賛されている。また The Guardian は、アデルがドランにとって初となる英語での長編映画『ザ・デス・アンド・ライフ・オブ・ジョン・F・ドノヴァン(原題) / The Death and Life of John F. Donovan』にカメオ出演するようだと報じている。
いまや俳優としての地位を確立しているウィル・スミスが、元々はグラミー賞も受賞したラッパーだったのは有名な話。はたしてアデルもウィルのように華麗に俳優に転身してしまうのだろうか。世界を魅了するアデルだがまだまだ27歳。可能性は無限大だ。(編集部・海江田宗)