広末涼子&内田有紀が初共演!フジ連ドラで日本版テルマ&ルイーズに
女優の広末涼子(35)と内田有紀(39)が、フジテレビ系で2016年1月にスタートする連続サスペンスドラマ「ナオミとカナコ」に出演。ともに10代から一世を風靡(ふうび)する人気を博し、本格女優として着実なステップアップを遂げた二人が初共演を果たすことが明らかになった。
原作は、「空中ブランコ」で直木賞を受賞するなど、数々の文学賞に輝く人気作家・奥田英朗の同名小説。大学時代からの親友である2人の女性がタッグを組み、1人のDV夫を排除するための殺害計画に挑む姿が描かれ、広末が勝気なキャリアウーマンの主人公・小田直美を、内田が夫の暴力に悩む優しく控えめな性格の主婦・服部加奈子を演じる。
今年7月の第3子女児出産を経て、およそ1年ぶりに連ドラ主演を務める広末は、「久しぶりなので不安や心配もありますが、気合いを入れて頑張ります」とコメント。「女性の心理を深く切り取るストーリーとそのサスペンス性に多くの女性が共感してくれるのではないかとワクワクしています」と今から撮影を楽しみにしているようだ。一方の内田も、DVに追い詰められる主婦役に向け、「その過程にある恐怖や心が壊れていく様など、演じる側としてはとても難しいものばかりなので、全力で受け止め、演じきりたいと思います」と気合を込める。
広末が「内田さんはいつもドラマで拝見していて好きでした。今回共演させていただくのがとても楽しみです」と言えば、一方の内田も「ナオミという役柄同様、頼れる女優さんなので、初共演を楽しみにしております」と語るなど、二人とも初共演を待ち切れない様子。フジテレビの長部聡介プロデューサーは、2人の女性の逃避行を描いた1991年公開のロードームービーにかけて、「21世紀に甦る日本版“テルマ&ルイーズ”、『ナオミとカナコ』は今を生きるすべての女性に送る痛快なエンターテインメントです」と語っており、運命を共にするバディーとなる女性たちの戦いへの期待が高まる。(編集部・入倉功一)
連続ドラマ「ナオミとカナコ」は2016年1月フジテレビ系でスタート 毎週木曜 午後10時~10時54分