ダニエル・ラドクリフ、続編でもハリー・ポッターは演じない
俳優のダニエル・ラドクリフが、代表作『ハリー・ポッター』シリーズの続編となる舞台「Harry Potter and the Cursed Child」(日本語訳:ハリー・ポッターと呪われた子供)について、出演する予定はないと語った。
全7章の原作小説の続きとなる、事実上の8作目として製作中の舞台「Harry Potter and the Cursed Child」。ワールドプレミア公演は2016年7月30日に予定しており、原作者で舞台の脚本を担当しているJ・K・ローリングは、同作で19年後のハリーが描かれると公表していた。
キャスト陣が発表されていなかったことから、ハリーを映画版と同じくダニエルが演じるのではないだろうかという期待の声がファンから上がっていたが、現地時間12日に放送された米トーク番組「Watch What Happens Live」でダニエル自身がこれを否定。「よく聞かれるんだ。『ハリーを演じるのか?』って。で、答えは『ノー』だね。なぜなら僕はもう演じきったからさ」と話しつつも、「けど、ほかの誰かが彼を演じていたらとても奇妙に感じるだろうね」と複雑な胸中を明かしている。
「Harry Potter and the Cursed Child」の脚本はローリングのほか、舞台「Once ダブリンの街角で」でトニー賞を受賞した演出家ジョン・ティファニーとテレビドラマ「FADES/フェーズ」などの脚本家ジャック・ソーンが執筆。舞台は2部作として構成されており、ハリーとその息子であるアルバスに焦点が絞られたストーリーになるという。(編集部・井本早紀)