「ピノキオ」実写化からポール・トーマス・アンダーソン監督が離脱!
童話「ピノキオ」の実写化作品で、当初脚本を執筆し、監督も務める可能性があると思われていたポール・トーマス・アンダーソン監督が降板したと The Wrap が報じた。
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本作は、ロバート・ダウニー・Jrが米ワーナー・ブラザースと共に進めている作品で、イタリア人作家カルロ・コロディの童話「ピノッキオの冒険」を基に映画化する予定。脚本は当初、映画『キック・アス』のジェーン・ゴールドマンなどが初稿を執筆し、その後『ギヴァー 記憶を注ぐ者』の脚本家マイケル・ミトニックが改稿。さらにダウニー・Jrが自ら手直しして、アンダーソンが再改稿していた。だが、アンダーソンが降板したことで、新たに脚本家を雇い改稿することになるかは未定となった。
ちなみにワーナーの企画以外に、ディズニーが企画している「ピノキオ」やギレルモ・デル・トロ監督が企画しているストップ・モーション版「ピノキオ」もあるが、どれも本格的に始動はしていない。アンダーソンとダウニー・Jrのタッグを期待していただけに、残念な知らせになった。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)