江戸川乱歩「黒蜥蜴」真矢ミキ×渡部篤郎でドラマ化!明智小五郎が天才警視副総監に
これまでにも数多く映画化、舞台化されてきた江戸川乱歩の名作「黒蜥蜴」が、真矢ミキ&渡部篤郎主演で今冬ドラマ化されることが明らかになった。真矢と渡部の共演は初。本作では、渡部演じる明智小五郎が名探偵ではなく、数々の難事件を解決した天才警視副総監として登場するなど、現代版にアレンジされた「黒蜥蜴」が展開する。
「黒蜥蜴」は、ありとあらゆる美しいものを盗み、世界を股にかける女怪盗・黒蜥蜴と明智小五郎の攻防戦を描いたミステリー。本ドラマでは、クリスマスシーズンに海で発見された首筋に黒蜥蜴の刻印がある「女の遺体」、殺された女と関係があった巨大グループ企業の会長・岩瀬正一郎が所有する時価120億円の宝石「聖夜の涙」、岩瀬の娘である「早苗」をめぐり、次々と事件が起こる。
黒蜥蜴にふんする真矢は、「2015年版にしていますので、物語の中に出てくるトリックなども現在に合わせた形にしています」と説明。また「監督やスタイリストさんと、衣装や髪型のことなど、こんなに時間をかけて考えさせていただいたのは今までで初めてです! 同じ黒の衣装でもちょっと形が違ったりとか、そこにわたしたちのいろんな考えが入っています」と語っている。
脚本は「警視庁捜査一課9係」シリーズや『ワイルド7』など“刑事モノ”で知られる深沢正樹が担当。監督は「アンフェア」などの演出を手掛けた根本和政。また明智小五郎と共に黒蜥蜴に立ち向かう捜査一課の浪越警部役に山下真司、黒蜥蜴に宝石を狙われる岩瀬グループ会長岩瀬正一郎役に升毅が決定している。(編集部・井本早紀)
テレビドラマ「黒蜥蜴」は関西テレビ・フジテレビ系にて12月22日21:00~23:18に放送